2019年8月スパイス王国の南インドにあるUNIVERSAL OLEORESINS社を訪れました。
UNIVERSAL OLEORESINS社は各スパイスのOIL(香り)、OLEORESIN(香りと味)、色素(着色)を中心とした製品を製造しており、彼らの強みはお客様のニーズに合わせて主成分のContentsを調整する「カスタマイズ」です。
また、彼らの事務所がスパイス市場の中心にある為、マーケット最新情報がいち早く入ることはもちろんのこと、新鮮な原材料を確保することができ、市場からすぐに工場へ運び製造することができる為、品質が高く安価な製品が実現します。
UNIVERSAL OLEORESINS社とは日本代理店契約を締結しており、良きビジネスパートナーとしてお互いの文化の違いなどを理解し合いながら、切磋琢磨しております。
UNIVERSAL OLEORESINSの訪問日記
南インドへは関西空港から飛行機で最短でも14時間、LCC以外の飛行機で向かうと約27時間かかることもあります。
私が向かう3日前まで、大雨洪水の影響で空港が封鎖されていましたが、何とか再開してくれ無事に到着しました。
最近は彼らが日本へ来てくれていたこともあり、私は4年ぶりの訪問となりました。
以前、彼らのオフィスを訪れた時からリニューアルされていて、早速、インドらしい玄関がお出迎えしてくれました。
これは彼らのオフィスの玄関の壁です。とても素敵な壁画でした。
玄関を入ると奥にオフィスがあります。
2階の研究室で試作や分析を行います。少量のサンプルもここで作られます。
ブラックペッパーオイルだけでも主成分Contentsの違いで何種類もあるそうです。
工場
オフィスから車で1時間ぐらい離れた場所の工業地区の中にUNIVERSAL OLEORESINS社の工場があります。
早速、入り口で靴カバーを付け、帽子を被って中へ入りました。
まずは原料(SPICE)を砕く作業から入ります。
このように細かくブラックペッパーを砕きます。
これはTURMERICを粉砕する機械です。
BLACK PEPPER EXTRACTION PLANTの機械です。
1窯に6,000kgのブラックペッパーが入ります。
その他、スパイスごとに専用機器もあります。
メンテナスは機器ごとに定期的に行っており、4月、5月には製造を止めて全体のメンテナスを行います。
日本とは違い、時間がゆっくり流れているように感じました。
インドは映画大国で、世界一映画の本数が多い国だとか。。。
その為、公園のあちらこちらで映画の撮影をしていました。
さすがスパイス王国のインドです。あちらこちらにスパイス屋さんがあります。
街中に「SPICE EXCHANGE」もあり、スパイスとお金を交換してくれるお店もありました。
昼食はもちろんカレーです。そして、カレーと一緒にラッシー(カルダモン味)をいただきました。
ヨーグルト、牛乳、シロップ、氷、スパイスをミックスした単純なドリンクですが、これがまた絶品でした。
8種類くらいのカレーをご飯に混ぜながら、右手でパクッといただきます。
パラパラしたご飯なのでなかなか食べるのが難しかったです。
特にパイナップルカレーが美味しかったのでおかわりしました。
インドではトゥクトゥクが沢山走っていました。
街中の建物を上を見上げると・・・ビックリしました。
多くの視線を感じます。
私たちは彼らに会うたびに「なぜ、日本では健康志向なのにスパイスがあまり使われていのか?いつもガーリックとジンジャーとブラックペッパーばかりなのはなぜ?」と聞かれます。なぜ?と聞かれても、日本食は多くのスパイスを使わず、インド料理のように沢山のスパイスを使いこなせる人も少ないと答えました。
インドの料理はどれもスパイスが効いていて美味しいです。カレーは種類も豊富で迷うくらいです。
朝昼晩と3食カレーでしたが、正直、私にはあまり違いが分からないカレーもありました。
スパイスは料理だけでなく、スイーツやドリンクにも多く使われれいますので、またの機会にご紹介させていただきたいと思っています。
以上が南インド(ケララ州)にあるUNIVERSAL OLEORESINS社の訪問記でした。
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